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最新記事【2007年04月01日】

シンガポールのメインロードと言えるオーチャード・ロードは、都心を東西約2キロにわたって続く目抜き通りです。通りの周辺は、シンガポールのビジネスの中枢でもあり、また一大ショッピングタウンとしても名高いエリアです。通り沿いにはモダンなデパートや一流ホテル、世界の著名ブランドショップが軒を連ね、洒落たカフェもそこかしこに点在し、多くの人々で一日中賑わっています。日本人には馴染み深い高島屋や西武などもあって、なんだか気持ちも和みます。

通り沿いの歩道も広い幅が取られており、歩道の随所にはテラスも設けられ、大きな並木の陰になっているテラスでゆっくり通りを眺めることもできます。車道と歩道の仕切りや歩道橋などには、ブーゲンビリアなどの花が植え込んであったりと、まさに緑と様々な花が身近に感じられる街です。また、オーチャード・ロードはショッピングで有名ですが、それ以外にも大規模の植物園が隣接しており、その中には世界最大規模の蘭園もありますし、街全体からガーデンシティを実感することができます。

オーチャード・ロードの広い歩道には様々な屋台が並んでいますが、どれも清潔で日本人にも違和感なく楽しむことができます。最近、屋台で話題になっているのがアイス屋台で、フォーラム・ショッピング・モールからセンターポイントまでの間に、およそ10数件のアイス屋台が点在しています。お馴染みのバニラや小豆、南国らしいマンゴーやドリアンなどもありますから、街歩きで疲れた時に試してみるのもいいでしょう。値段も1シンガポールドルとお手軽です。

シンガポールエリアガイド

シンガポールは小さな島国ですが、他民族がそれぞれの
文化を守っている国です。そのため各民族それぞれの
エリアもありますが、どこもかつての趣を残しながらも
近代的で清潔な街並みに変貌しています。

シンガポールは新しい国家で、歴史的遺産というものはまだ存在しません。1891年にイギリスのラッフルズ卿が貿易港を開港して以後、中国の福建省からの移住者がこの街に住みだしてから、この国の歴史は始まります。そんなシンガポールの最初の街としてのチャイナタウンには歴史的な魅力も数多くあります。再開発が進んでいるチャイナタウンですが、まだまだ往時のシンガポールが偲ばれる歴史的な街です。またチャインアタウンには、インテリア関係やキッチュな雑貨のお店が数多くあり、華僑社会の文化を感じ取ることもできます。

チャイナタウンらしい見どころは主に2つの地区にあります。最も古く、寺院やモスクなどが並んでいるのがテロック・アヤ地区で、チャイナタウンの南にあり、テロック・アヤ・ストリートを中心に、東はクロスストリート、北はアモイストリート、南はロビンソンロードに囲まれた地区です。シンガポール最古の中国寺院「シアン・ホッケン寺院」には海の女神である天后聖女が祀られており、歴史的な風情を残す街並みです。

また、テロック・アヤ・ストリートとクロスストリートの角には、再開発の目玉とも言われるファー・イースト・スクエアがあって、そこにはモダンなレストランや雑貨屋、洒落たカフェなどが立ち並んでいます。新しく作った建物群ですが、コロニアル調で往時を感じさせてくれる雰囲気を持っており、チャイナタウンらしいスポットとなっています。この地区の最寄り駅は、MRTのタンジョン・パガー駅が便利です。

チャイナタウンの中心ともいえるのがクレタ・アヤ地区で、北がユー・トンセン・ストリートとニューブリッジロード、東はアッパークロスストリート、西はクレタアヤロード、南はサウスブリッジロードで囲まれる広い地区です。 再開発された小奇麗なショップハウスに土産物屋さんなどが入り、また、有名な庶民的な生鮮のウエットマーケットもあり、観光客が多く行き交う地区です。この地区には、シンガポール最古のヒンズー寺院である「 スリ・マリアマン寺院」や同じく最古のイスラム寺院「ジャマエ・モスク」があり、ここでも歴史を体感することができます。最寄り駅はバスのチャイナタウンポイント前かチャイナタウン・コンプレックス前になります。

シティホールはシンガポールの行政の中心地であり、歴史的な中心地でもあります。界隈には往年のビクトリア調の美しい建造物が建ち並び、クラシカルでコロニアルな情緒が漂うエリアです。その中心的な存在なのが世界的に名声を博したラッフルズホテルで、サマセット・モームやチャーリー・チャップリンなど多くの作家や映画スターが利用したホテルとしても有名です。街歩きの休憩ポイントとして、このホテルの優雅なティールームでお茶をするというのもシンガポールならではの楽しみ方です。また、このエリア周辺には、シンガポール史が刻まれたレリーフのある荘厳な最高裁判所など見どころも多くあります。

ラッフルズホテル前のブラス・バザー・ロードをマリーナベイ方面へ進むと、第2次大戦犠牲者の慰霊塔がある戦争記念公園が見えてきて、その先にはマリーナ・スクエアがあります。ここにはシティホールとは対照的に近代的な高層ホテルや大規模のショッピングモール、ローカルの若者に人気のラサ・マリーナ・フード・センターなどが入っています。 他にもミレニアウォークやサンテックシティなど大規模のショッピングモールが隣接しており、一流ブランドをはじめシンガポールでのショッピングがすべて叶ってしまうほどのスケールと品揃えの豊富さがあります。

このマリーナエリア一帯には、洒落たレストランやバー、カフェが数多くあり、シンガポーリアンのカップルにも人気のスポットとなっています。ここからラッフルズ・アヴェニューに出て海岸通りを進んでいくと、エリザベスウォークに入り、その左前方の海沿いにはかの有名なマーライオン像が立っています。すぐ横のワン・フラトンビルには、洒落たカフェやレストランもあります。ここからすぐの所には、ラッフルズ卿の銅像の建つラッフルズ上陸地点もありますから、見ごたえのある街歩きとなります。

隣接するアラブストリートとリトルインディアは、シンガポールの中でも一際エキゾチックな雰囲気を漂わせている街です。地下鉄MRTブギス駅から10分ほどの距離にあるアラブストリートの方は、エリアも狭く小1時間ほどで見て回れますが、イスラムの歴史と独特な雰囲気を持ったゆったりと時間の流れるエリアです。アラブストリートは「アラブ人街」ではなく、かつてサルタン(地域の王)を中心としたいスラム街であったことからこの呼び名が通称となりました。この小さなエリアでは、サルタンモスクを中心にして、テキスタイルやバティック、革製品などのお店をぶらぶら散策するのが楽しいです。

アラブストリートからリトルインディアへは、アラブストリートをロチョール・キャナルの方向へ向かうのが近道です。リトルインディアは、シンガポールがイギリスの植民地であった19世紀、同じくイギリスの統治下にあったインドから大量の労働移民が流れ込んできたのが街の始まりです。この街では、大通りから入り組んだ小さな小道に広がる様々なお店巡り、インド料理、ヒンズー寺院などを見て歩くのが楽しみです。リトルインディアの街並みは、セラグーン通りを中心にして、そこから両サイドに小さな小道が入り組む構造になっています。ここではこうしたお香やスパイスの香りが漂う小道の中を探索するのが街歩きの醍醐味です。

セラングーンロードの南側から見てみると、再開発で生まれ変わったリトルインディアアーケードでは、インド系の雑貨やお土産屋さん、お菓子屋さん、インド料理のフードコートなどが軒を連ね、エスニックムード満開です。隣のキャンベル・ロードにはインドの生活用品を中心とした雑貨が満載で、スパイス関連のお店も続いています。この界隈の小道には、他にインドのCDや、カバン、サリーなどの衣類のお店もあって見飽きることがありません。散策で小腹が空いてきたら、アッパー・ディクソン・ロードに多くあるインドベジタリアンレストランを覗いてみるのもいいですね。

セラングーンロードの北側では、リトルインディアの象徴的なスリ・ヴィラマカリ・アンマン寺院をはじめ、多くの寺院が点在しています。また、サリーなどの女性の民族衣装やインドレストランが多いのがこちら側の特徴です。起点となるMRTブギス駅周辺には、日本の西友や様々なショップがひしめくパルコ・ブギス・ジャンクション、600の屋台が連なるエアコン完備のブギスストリート、若者向けファッションビルのOGアルバートなどがありますますから、街歩きの後のショッピングも楽しみなエリアです。

シンガポール旅行&観光.com

シンガポールは別名「ガーデンシティ」と呼ばれるとおり、緑豊かで色とりどりの花が街中に咲いている清潔で近代的な国です。約430万の人口のうち4分の3以上が華人で、マレー系やインド系も混じる複合多民族国家でもあります。こうした民族固有の文化に加え、旧宗主国のイギリス文化も交じり合い、この国独特の文化を形成しています。日本の淡路島ほどの小さな国ですが、ショッピングやグルメ、観光スポットがとても充実しているモダンで洒落た国です。 それでは、シンガポールをご案内致します。


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